製造資本

  • 住友ゴムグループ

製造資本(生産体制、設備投資について)

国内外の生産拠点:22カ所
設備投資額:495億円

住友ゴムグループは2021年度の実績で、1億1,603万本のタイヤを世界に供給しています。このグローバルなタイヤ販売を支えるため、国内4カ所、海外8カ所に生産拠点を展開、グローバルで最適生産体制を確立しています。海外生産比率は63%に達します。これら生産拠点の稼働率は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、2020年度は前年の92%から76%へと大きく下がりましたが、2021年度は88%まで回復、2022年12月期は95%に達すると見込んでいます。
2021年度の設備投資は当初590億円を計画していましたが、半導体不足や部品不足から自動車生産が低迷したため、495億円(うち海外は284億円)に抑制しました。2022年度は700億円(うち海外は486億円)を計画しています。

グローバルにビジネスを展開する住友ゴムグループは、国内6拠点、海外16拠点に及ぶ生産拠点を有しています。
2021年度には、総額495億円の設備投資額を実施しました。

グローバルネットワーク

グローバルネットワーク拠点地図

設備投資について

当連結会計年度は、49,548百万円の設備投資を実施しており、そのうちタイヤ事業においては、国内工場の高機能商品への生産シフトのための更新、海外工場での増産投資の拡大として45,873百万円、スポーツ事業においては、海外拠点の販売体制の整備・構築を中心に1,858百万円、産業品他事業においては海外工場を中心に1,817百万円の設備投資を実施しております。所要資金については、主に自己資金、借入金を充当しております。なお、当連結会計年度においては設備の除却等について重要なものはありません。

設備投資については、こちらもご覧ください。

財務担当役員メッセージ

設備投資額の推移

設備投資額の推移グラフ

2019年よりIFRS16号(リース)適用の影響を含みません

生産体制について

タイヤ事業

グローバル最適生産体制の確立

タイヤ事業におけるグローバル生産体制の展開は、1997年のインドネシア工場をスタートとして、2004年に中国・常熟工場、2006年にタイ工場、2012年に中国・湖南工場と生産拠点を順次拡大してきました。最近では、供給体制のさらなる強化を図るため、タイ工場を世界最大級の工場へと拡張を進めているほか、2013年にはブラジル工場、南アフリカ工場、2015年にはトルコ工場での生産を開始、またアメリカ・ニューヨーク州の米国工場を住友ゴムグループ工場として取得するなど、生産設備の拡大・充実に向け、着実に歩みを進めています。

グローバル体制による競争力の強化

当社のタイヤ事業は、日本・中国を中心とするアジアにおいて、自動車メーカーとの信頼関係と、新車装着拡大による市販用タイヤ販売への波及効果で、強固な基盤を構築していることが強みであり、それをベースにグローバルに展開しています。すでに世界の主要市場に製造、販売・サービス拠点を配置し、日米欧三極開発体制で市場特性に合った商品開発を行うとともに、地産地消化を進めながらアジアの工場から世界各地に供給補完できる需給体制を構築しています。このグローバル体制の3つの柱により、各市場でのビジネスの基盤固めを進めているところです。そして、将来の販売に合わせるべく、高機能タイヤを中心に米国、ブラジル、タイ、宮崎、トルコ工場で増産や高インチサイズへの設備置き換えも着実に進めているところです。

グローバル製販拠点の状況

スポーツ事業

優れた生産技術と従業員の創意工夫で、ユーザーの信頼に応える

当社は1930年に国産ゴルフボール・テニスボールの製造を開始しました。現在ゴルフでは、スリクソン・ゼクシオなど、スポーツ事業の主力となるゴルフボールを市島工場(兵庫県丹波市)とインドネシア工場で製造。また製造子会社であるダンロップゴルフクラブ(宮崎県都城市)では、ゴルフクラブを製造しているほか、お客様の多様なニーズに応えるカスタムクラブも手掛けています。テニスではフィリピンとタイにテニスボール工場があり、テニス四大大会(グランドスラム)の一つである全豪オープンや、ATP(男子プロテニス協会)の主要大会にも使用されているボールを製造しています。

産業品他事業

医療用ゴム製品の生産能力強化

成長商材である医療用ゴム製品事業において、2000年に泉大津工場で生産を開始して以降、2010年には加古川工場、2015年にはスイス工場、2017年にはスロベニア工場と拡大を続け、グローバルな生産体制を展開しています。