Next[「安全・快適」「経済性」「品質」の追求]
法規・法令を遵守し、お客様や市場の要望に応えた商品やサービスの提供により、広く社会に貢献するという経営理念に基づき、以下の品質⽅針を定め実践します。
1)5ゲン主義に立ち、時代の変化に対応した顧客に信頼される製品及びサービスを提供します。
2)全社のつながり強化と未来をひらくイノベーションで、魅力ある商品を創出します。
3)全員参加で継続的な教育の実施と標準化及びコンプライアンス遵守を徹底し、問題発生を未然防止する活動を行います。
住友ゴムグループの全員が、この品質方針を理解し実践して、品質マネジメントシステムを確実に実施します。
制定:1999年9月10日、
改訂:2022年3月28日
当社グループの品質マネジメントシステムは、ISO9001および⾃動⾞産業品質マネジメントシステム規格であるIATF16949※をもとに構築しています。
※IATF16949:ISO/TS16949から変更された自動車産業品質マネジメントシステム規格。
事業所(工場) | 対象品目 | 認証取得年月 |
---|---|---|
白河、名古屋、泉大津、宮崎 | タイヤ | 1995年8月:ISO9001 |
2000年11月:QS9000 | ||
2004年3月:ISO/TS16949 | ||
2018年2月:IATF16949 | ||
中国・常熟 | タイヤ | 2004年12月:ISO9001 |
2006年2月:ISO/TS16949 | ||
2017年11月:IATF16949 | ||
中国・湖南 | タイヤ | 2012年12月:ISO9001 |
2013年11月:ISO/TS16949 | ||
2018年1月:IATF16949 | ||
インドネシア | タイヤ | 2001年7月:ISO9001 |
2005年1月:ISO/TS16949 | ||
2018年1月:IATF16949 | ||
タイ | タイヤ | 2007年3月:ISO9001 |
2008年8月:ISO/TS16949 | ||
2018年8月:IATF16949 | ||
ブラジル | タイヤ | 2013年12月:ISO9001 |
2015年2月:ISO/TS16949 | ||
2018年2月:IATF16949 | ||
南アフリカ | タイヤ | 2014年3月:ISO/TS16949 |
2018年4月:IATF16949 | ||
トルコ | タイヤ | 2015年10月:ISO9001 |
2016年12月:ISO/TS16949 | ||
2017年12月:IATF16949 | ||
米国 | タイヤ | 2016年5月:ISO9001 |
2019年4月:IATF16949 | ||
マレーシア | ゴム手袋 | 2003年7月:ISO9001 |
タイ・スポーツ | テニスボール | 2009年1月:ISO9001 |
泉大津 | 医療用ゴム製品 | 2009年2月:ISO9001 |
スイス | 医療用ゴム製品 | 1993年:ISO9001 |
2012年10月:ISO15378 | ||
加古川 | 医療用ゴム製品 | 2022年7月:ISO9001 |
住友ゴムグループは、QC中央委員会からの方針展開を、各事業部単位のQC委員会において、製造はもとより開発部門、管理部⾨や営業部⾨の「業務品質」も含めて、
⾼品質な製品、サービスの提供に取り組んでいます。
2004年度からは、品質に対する意識を⾼めるため、毎年11⽉の品質⽉間に国内・海外のグループ事業所で「QC発表会」「品質標語の募集・表彰」などを実施しています。また、グループ全体の「品質改善事例発表会」を神⼾本社で開催しています。物流や営業など管理部⾨も参加し、製品品質/業務品質改善事例を発表。お客様や市場ニーズに関する情報を共有するとともに、優秀事例を表彰することで、従業員の品質に対する意識の向上につなげています。
住友ゴムグループでは『タイヤ、ハイブリッド及びスポーツ事業での製品製造』において、原材料サプライヤー・外注品委託先に対する計画的な品質監査や品質課題の改善活動を通じ、原材料・外注品品質の維持・向上によって『製造工程・製品品質の安定化』を継続することで、お客様に『品質のヨロコビ』をお届け出来るよう取り組んできました。
2021年はコロナ禍にあってもリモート監査や、原材料サプライヤー・外注先の協力による品質総点検活動、Web会議による品質課題の是正工夫などで原材料・外注品品質の改善に努めるとともに、アフターコロナへ備えました。
一方、昨今の世界市場では、外部環境変化から受ける影響は深刻になりつつあり、住友ゴムグループの取り組む原材料・外注品購入先拡大の新規評価でも、より一層に慎重な判断を要する状況となっていますが、部門間/製造拠点間で協働する品質監視の仕組みの強化などで内部環境改善を図り、さらに強固な原材料・外注品品質向上活動に取り組んでまいります。
「製品の安全性確保」はメーカーである住友ゴムグループが必ず果たすべき責務だと強く認識し、⽇々万全を期しています。過酷な事前評価を実施し、量産を開始する前には、タイヤ・スポーツ・産業品・その他すべての製品に対して、必ず各品質保証部⾨が評価結果を厳しく審査し、品質保証部⾨の承認がなければ製品化できない仕組みを確⽴しています。また、量産開始後も、品質管理を徹底し、⾼品質で安全な製品の提供に努めています。万が⼀、製品に⽋陥あるいはその可能性が発⾒された場合は、ただちに状況分析を実施し、必要に応じて安全対策会議を開催し、速やかに必要な措置を講ずる仕組みを構築しています。