経営方針

既存事業の選択と集中で事業ポートフォリオを最適化し、Our Philosophyを具現化

当社は、2023年に新中期計画をスタートさせました。
2025年までの期間は、基盤強化プロジェクトで進めてきた組織体質改善・経営基盤強化、DX経営の実践に向けた基幹システム刷新等をベースに、既存事業の選択と集中、そのための構造改革に注力します。併せて、成長事業の基盤づくりと将来への種まきも推進します。
そして、2026年以降はDX経営を実践し、事業ポートフォリオの最適化、成長事業のビジネス拡大により、Our Philosophyの具現化につなげてまいります。

全体像イメージ

数値目標

◆プレゼンテーション資料全文(PDF)
2023年02月14日
新中期計画説明資料 (PDF 5,841.9KB)

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応についての取り組み内容は、以下のとおりです。

これらの取り組みの結果、2027年に事業利益率7%、ROE(自己資本利益率)10%、D/Eレシオ(負債資本倍率)0.6、ROIC(投下資本利益率)6%にすることを目標としております。
資本収益性を底上げすることによってPBR1.0倍以上を実現します。

株主還元につきましては経営の最重要課題として、連結ベースでの配当性向、業績の見通し、内部留保の水準等を総合的に判断しながら長期にわたり安定して株主に報いる方針です。

DXへの取り組み

当社では、DX経営の実践に向けて、「データドリブン経営」、「デジタル技術による業務の高度化」、「ソリューションサービスの提供」という3つの戦略を推進しています。2025年までに基盤となる基幹システムの刷新が完了する予定です。さらに、サプライチェーンマネジメントや調達、技術・生産、人事領域でDXを推進中です。また、2022年よりDX人材育成を推進しており、 DXによる業務の効率化・高度化を行います。ボトムアップとトップダウンの両輪でアジャイルに取り組むことで、デジタル技術を活用したイノベーションを実現し、Our Philosophyの具現化を目指します。

2024年06月28日
住友ゴム工業のDXへの取り組み (PDF 843.5KB)

サステナビリティ長期方針

当社はESG経営を推進して、事業を通じて環境問題や社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
気候変動の影響拡大を背景にカーボンニュートラルへの急激なシフトが進むなど社会問題が大きく変化するなか、企業理念体系「Our Philosophy」を体現して社会と当社が持続的成長を遂げていくために、2021年にサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」を策定しました。
社会問題解決に貢献するための目標テーマを「環境」「社会」「ガバナンス」でそれぞれ設定し、各施策を着実に推進していきます。

2021年08月05日
サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」 (PDF 3,288.4KB)