法規・法令を遵守し、お客様や市場の要望に応えた商品やサービスの提供により、広く社会に貢献するという企業理念に基づき、以下の品質⽅針を定め実践します。
1)5ゲン主義に立ち、時代の変化に対応した顧客に信頼される製品及びサービスを提供します。
2)全社のつながり強化と未来をひらくイノベーションで、魅力ある商品を創出します。
3)全員参加で継続的な教育の実施と標準化及びコンプライアンス遵守を徹底し、問題発生を未然防止する活動を行います。
住友ゴムグループの全員が、この品質方針を理解し実践して、品質マネジメントシステムを確実に実施します。
制定:1999年9月10日、
改訂:2022年3月28日
当社グループの品質マネジメントシステムは、ISO9001および⾃動⾞産業品質マネジメントシステム規格であるIATF16949をもとに構築しています。
事業所 | 所在国 | 対象品目 | ISO 9001 | IATF 16949 |
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神戸本社 | 日本 | タイヤ | ✓ | ✓ |
タイヤパンク修理キット | ✓ | |||
防舷材 | ✓ | |||
医療用ゴム製品 (メディカルラバー) |
✓ | |||
東京本社 | タイヤ | ✓ | ✓ | |
タイヤパンク修理キット | ✓ | |||
タイヤテクニカルセンター | タイヤ | ✓ | ✓ | |
タイヤ空気圧警報システム | ✓ | |||
タイヤパンク修理キット | ✓ | |||
タイヤテストコース 岡山/旭川/名寄 | タイヤ | ✓ | ✓ | |
名古屋工場 | タイヤ | ✓ | ✓ | |
白河工場 | タイヤ | ✓ | ✓ | |
宮崎工場 | タイヤ | ✓ | ✓ | |
泉大津工場 | タイヤ | ✓ | ✓ | |
医療用ゴム製品 (メディカルラバー) |
✓ | |||
加古川工場 | 防舷材 | ✓ | ||
医療用ゴム製品 (メディカルラバー) |
✓ | |||
宇都宮事務所 | タイヤ | ✓ | ✓ | |
大阪事務所 | 防舷材 | ✓ | ||
名古屋事務所(名古屋工場内) | タイヤパンク修理キット | ✓ | ||
広島事務所 | タイヤ | ✓ | ✓ | |
タイヤパンク修理キット | ✓ | |||
SRIエンジニアリング(株) | タイヤ | ✓ | ✓ | |
Sumitomo Rubber North America Inc. | アメリカ | タイヤ | ✓ | |
Sumitomo Rubber do Brasil Ltda. | ブラジル | タイヤ | ✓ | ✓ |
Falken Tyre Europe GmbH | ドイツ | タイヤ | ✓ | ✓ |
Sumitomo Rubber Europe GmbH | タイヤ | ✓ | ✓ | |
Dunlop Tech GmbH | タイヤパンク修理キット | ✓ | ||
Sumitomo Rubber AKO Lastik San. Tic.A.Ş. | トルコ | タイヤ | ✓ | ✓ |
Sumitomo Rubber South Africa(PTY)Ltd. | 南アフリカ | タイヤ | ✓ | ✓ |
Sumitomo Rubber (Changshu) Co.,Ltd. | 中国 | タイヤ | ✓ | ✓ |
Sumitomo Rubber (HuNan) Co., Ltd. | タイヤ | ✓ | ✓ | |
Zhongshan Sumirubber Precision Rubber Ltd. | タイヤパンク修理キット | ✓ | ||
Sumitomo Rubber (Thailand) Co.,Ltd. | タイ | タイヤ | ✓ | ✓ |
Dunlop Srixon Sports Manufacturing(Thailand)Co., Ltd. | テニスボール | ✓ | ||
PT Sumi Rubber Indonesia | インドネシア | タイヤ | ✓ | ✓ |
Sumitomo Rubber Singapore Pte. Ltd. | シンガポール | タイヤ | ✓ | ✓ |
Sumirubber Malaysia Sdn.Bhd. | マレーシア | ゴム手袋 | ✓ |
※規格:ISO 9001:2015, IATF 16949:2016
住友ゴムグループは、QC中央委員会の方針を各事業部単位のQC委員会を通して全社に展開し、製造はもとより開発部門、管理部⾨や営業部⾨の業務品質も含めて、 ⾼品質な製品、サービスの提供に取り組んでいます。年間の改善活動に加え品質意識をさらに高めるため、毎年11⽉の品質⽉間には、国内・海外のグループ事業所では「QC発表会」「品質標語の募集・表彰」などを実施しています。また、グループ全体では神戸本社にて「品質大会」を開催し、各部門、各事業所の製品品質/業務品質改善の優秀事例紹介・表彰を行っています。これらの活動により従業員の品質意識を向上させるとともに、お客様や市場ニーズに関する情報を共有し、常にお客様目線で継続的な品質改善を進めることで、お客様満足度の向上につなげています。
社長報告会:毎月
住友ゴムグループの製品及び業務品質に関する最高機関として、年度方針、重要課題及び目標を決定、展開し実績をフォローする。
(QC中央委員会:年3回)
QC中央委員会の下部組織として、中央委員会方針に沿った各QC委員会方針を展開、各部に品質方針を提示し製品及び業務品質改善を促進する。
また、活動の効率を上げるため、小委員会/ 専門委員会を設置し、その活動をフォローする。
(各QC委員会報告会:年3回)
住友ゴムグループでは『タイヤ、ハイブリッド及びスポーツ事業での製品製造』において、原材料サプライヤー・外注品委託先との計画的な品質監査や品質課題是正の活動、パートナーシップの構築を通じて原材料・外注品品質の監視・改善を継続することで、『製造工程・製品品質の安定』を維持し、お客様に『安心とヨロコビ』をお届け出来るよう取り組んでいます。
また、昨今の世界情勢・外部環境変化における影響によって、原材料品質の継続的維持への懸念は深刻さを増していますので、BCP 観点での慎重な評価と状況判断により、原材料・外注品調達先の地域拡大、新規選定、サステナブル原材料開発に着手しており、部門間/製造拠点間協働での品質監視の強化などで内部環境改善を図りながら、さらに強固な原材料・外注品品質向上活動に取り組んでいます。
「製品の安全性確保」はメーカーである住友ゴムグループが必ず果たすべき責務だと強く認識し、⽇々万全を期しています。過酷な事前評価を実施し、量産を開始する前には、タイヤ・スポーツ・産業品・その他すべての製品に対して、必ず各品質保証部⾨が評価結果を厳しく審査し、品質保証部⾨の承認がなければ製品化できない仕組みを確⽴しています。また、量産開始後も、品質管理を徹底し、⾼品質で安全な製品の提供に努めています。万が⼀、製品に⽋陥あるいはその可能性が発⾒された場合は、ただちに状況分析を実施し、必要に応じて安全対策会議を開催し、速やかに必要な措置を講ずる仕組みを構築しています。