商品・技術・サービス開発の考え方

「安全・快適」「経済性」「品質」の追求

  • 住友ゴムグループ

SMART TYRE CONCEPT(スマートタイヤコンセプト)

交通事故のない世界を実現するためにタイヤで未来を変えたい、その強い想いから生まれた『SMART TYRE CONCEPT』。カーシェアリングやライドシェアなど、自動車の所有から使用への転換が進むなか、安全性能と環境性能をより一層高めたタイヤ開発および周辺サービスの展開を推進しています。

スマートタイヤコンセプト概念図

スマートタイヤコンセプト概念図

コンセプト全体を支えるシミュレーションおよびAI解析技術「コア・テクノロジー」を軸に、安全を追求する「セーフティー・テクノロジー」、環境に配慮する「エナセーブ・テクノロジー」で進めるタイヤ開発(=モノ)を、ソリューションビジネス(=コト)まで進化。環境への配慮もしつつ、皆様に最高の安心とヨロコビをお届けします。

『SMART TYRE CONCEPT』の核となる6つの方向性

セーフティー・テクノロジー

  • センサーになるタイヤ『センシングコア』
    独自アルゴリズムでタイヤをセンサーに変える、全く新しいセンシング技術
  • ゴムの性質が変わるタイヤ『アクティブトレッド』
    路面状況の変化に反応し、ゴムの機能をアクティブ(能動的)に変化させる技術
  • 性能が長持ちするタイヤ『性能持続技術』
    ゴムの内部構造変化を抑制・修復し、経年劣化による性能低下を抑制する技術
  • パンクしないタイヤ『エアレスタイヤ』
    空気充填をする必要のないタイヤ「GYROBLADE(ジャイロブレイド)」の開発

エナセーブ・テクノロジー

  • 環境にやさしいタイヤ『LCA (Life Cycle Assessment)』
    商品ライフサイクル全体で環境性能を高めて、循環型社会を実現

ソリューションサービス

  • 最適なタイヤメンテナンスの提案
    センサーを使用して走行時のタイヤ空気圧・温度を監視、データ活用

SMART TYRE CONCEPT(スマート タイヤ コンセプト)詳細

環境配慮商品の開発

住友ゴムは、社会の持続的発展と企業の成長を同時に実現することを目指し、地球環境にやさしい商品開発を推進しています。2001年から化石資源に依存しない石油外天然資源タイヤの開発を開始し、2013年には100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」を完成させました。2021年に策定したサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」でも、環境配慮商品の開発は重要な取り組みとして位置付け、タイヤ、スポーツ、産業品の3事業全体で2030年、2050年に向けた開発を進めています。

VEURO VE304
エナセーブ NEXT III

センシングコア

当社の独自技術であるセンシングコアは、空気圧、荷重、路面状態、摩耗などが検知できるソフトウェアです。タイヤの回転信号を解析するため、追加のセンサー、バッテリーの交換も不要なメンテナンスフリーという特徴があります。また、車載のコンピューターにインストールでき、あらゆる車両・タイヤに対応し、ソフトウェアのアップデートにより、検知機能の拡張が可能です。
センシングコアのベースとなるDWS(間接式空気圧警報装置)技術は1997年から2021年の25年間で、日本・欧州・中国・インドの自動車メーカー15社へ累計4600万台の納入実績があり、当該技術の高い性能と品質を示していると考えます。今後発展していくCASE/MaaSといったモビリティ社会にさらに貢献していきます。

SENSING CORE
「VEURO VE304」が「用品大賞2020」グランプリを受賞

プレミアムコンフォートタイヤ「VEURO VE304」が2020年7月、株式会社日刊自動車新聞社主催の「用品大賞2020」でグランプリを受賞しました。今回の受賞は、当社の技術を結集して実現した高次元の静粛性と快適性に加え、最高レベルのウエット性能が長続きする点などが評価されました。

当社商品中

VEURO VE304

環境配慮自社基準

  • 住友ゴムグループ

環境配慮商品の開発に取り組む住友ゴム工業は、石油外天然資源比率、転がり抵抗値、軽量化、耐摩耗性能など独自の厳しい環境配慮自社基準を設定しています。これは、主に「つくるとき・廃棄するとき」「使うとき」のCO2排出量の削減という視点から新商品を評価し、既存商品と比較して総合的に性能が向上しているものを、環境配慮自社基準を満たした「エコラインアップ商品」として認定するものです。
2021年度末時点で、エコラインアップ商品はトラック・バス用の9商品、乗用車用の16商品のほか、4×4・SUV用、ライトトラック・バン用の7商品があります。

「エコラインアップ」マーク
「エコラインアップ」マークこのマークがついた商品が、環境配慮自社基準を満たしたエコラインアップ商品です
「エナセーブ NEXTⅢ」が「第3回エコプロアワード」優秀賞を受賞

フラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXTⅢ」が2020年9月、一般社団法人サステナブル経営推進機構主催の「第3回エコプロアワード」で優秀賞(エコマテリアル賞)を受賞しました。
今回の受賞では、バイオマス素材である“セルロースナノファイバー”を世界で初めてタイヤに採用したという製品の革新性に加え、同素材採用による製品性能向上および環境負荷低減への寄与が高く評価されました。また、タイヤの性能持続技術開発を加速させるAI技術の導入や“水素添加ポリマー”と“セルロースナノファイバー”の革新的な素材の採用に至る技術開発にも注目いただきました。

当社調べ

エコラインアップ商品(2021年度末時点)

トラック・バス用 「ECORUT SP128」「ECORUT SP628」「ECORUT SP068」「ECORUT SP088」「ENASAVE SP688 Ace」「ENASAVE SP138」「SP261」「SP081」「SP680」
乗用車用 「VEURO VE304」「LEMANS Ⅴ」「ENASAVE EC204」「ENASAVE RV505」「DIREZZA ZⅢ」「DIREZZA DZ102」「SP SPORT MAXX050+」「SP SPORT MAXX050+ for SUV」「WINTER MAXX WM02」「WINTER MAXX WM03」「WINTER MAXX WM02CUV」「ENASAVE NEXT Ⅲ」「SP TX-01」「SP TX-01L」「WINTER MAXX TS-01」「WINTER MAXX TS-01L2」
4×4・SUV用 「GRANDTREK AT5」「GRANDTREK PT3」「WINTER MAXX SJ8」
ライトトラック・バン用 「ENASAVE VAN01」「ENASAVE SPLT50」「WINTER MAXX SV01」「WINTER MAXXLT03」

環境配慮自社基準

CO2削減など環境配慮項目 評価項目
つくるとき
廃棄するとき
石油外天然資源 石油外天然資源比率
省資源 リデュース係数(軽量化、耐摩耗性能)
リサイクル・リユース リトレッド性
使うとき 低燃費 転がり抵抗値
安全・快適 騒音、ブレーキ、氷上性能

タイヤラベリング制度への対応

  • 住友ゴムグループ

日本のタイヤ業界では低燃費タイヤの普及を目指し、2010年1月からタイヤラベリング制度が運用されており、業界自主基準に適合したタイヤに『低燃費タイヤ』のラベルを表示しています。
住友ゴム工業は、「タイヤが地球環境のために貢献できること」をテーマに『低燃費タイヤ』に混合する環境対応タイヤの開発に努めてきました。
低燃費タイヤのさらなる普及に向けて、テレビコマーシャルや店頭などでラベリング制度の普及をより一層推進するとともに、当社の環境配慮商品を積極的にPRしていきます。
日本国内と同様なラベリング制度を採用した海外の対象国・地域にも対応していきます。
2021年にラベリング制度での違反事例はありません。

低燃費タイヤ統一マーク
低燃費タイヤ統一マーク

住友ゴム工業の
低燃費タイヤ』適合タイヤ

乗用車 「VEURO VE304」「LEMANS Ⅴ」「ENASAVE EC204」「ENASAVE RV505」「ENASAVE NEXT Ⅲ」