国内工場、本社、岡山タイヤテストコースの計8拠点で絶滅危惧種、準絶滅危惧種、希少種(動物5種、植物15種)の保全活動に取り組んでいます。加古川工場では育てた「フジバカマ」を加古川河川敷に移植する活動に加え、近隣企業や市に提供。市島工場では国蝶である「オオムラサキ」や「ホトケドジョウ」の保全活動に取り組んでいます。また岡山タイヤテストコース敷地内において「オオムラサキ」の羽化に成功しました。また神戸六甲山GENKIの森では希少種「キキョウ」の保全、増殖に取り組んでおり、自生株から採取した種から育てた苗を活動地に移植しました。
住友ゴムグループは、その地域に住むさまざまな生き物が地域固有の自然生態系を構築できるよう、事業所内にビオトープの創出を進めています。白河工場「しらかわの泉」、名古屋工場「ころもの泉」、神戸本社「草創の泉」、宮崎工場「きりしまの泉」、市島工場ビオトープの合計5カ所のビオトープがあります。
各地のビオトープは、従業員が休日を利用して手作りしたものです。地元の方々の協力のもと、地域固有の植物・水中生物などを保全・育成し、地元に還元しています。