INTERVIEW

まっすぐ伸びよう周りの協力があってこそ、知識は活かせる。

M.T.

技術系生産技術

宮崎工場 / 生産技術課
理工学研究科 / 化学生命化学工学

2019年入社#新卒 #中堅 #化学系

※2021年取材当時の内容です

CONTENTS

01入社理由

学生時代に培った化学の知識を活かせる仕事に就きたいと思い、ゴム業界を志望しました。
その中で、若い時から海外に挑戦できる風土や明るく楽しく前向きに仕事をしている社員の雰囲気に惹かれ入社しました。

02仕事内容

混合工程の困りごとを化学の知識で解決する。

私の担当している混合工程ではタイヤを構成するための材料に必要な配合のゴムを練り上げ、シート状にします。お客様から要求される性能を満足いただけるゴムに練り上げるための最適な製造方法、製造条件を決定しています。

使用される部材やタイヤの使用用途によって練ゴムに求められる要求が異なるため、様々な原材料を使用し中身が見えないミキサーで混練りするので、化学の知識をフル活用しながら、原理・原則・現地・現物でのメカニズムに沿った業務の進め方が必須となります。

大学で身に付けた材料化学・界面化学の原理原則と実機生産した練りゴムがマッチした時や、工程での困りごとを解決し、製造現場から感謝のお言葉をいただいた時に、大きな達成感を感じます。

仕事内容

03今までで最も印象に残っている仕事

多くの方とのつながりが大切だと感じることができたWINTER MAXX 03開発。

入社後始めて混合担当として携わったのが、スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 03」用の配合開発です。新規原材料の導入から量産立ち上げまでを一貫して任せていただき、多くの関連部署とのつながりを感じながら、一から工程を構築しました。

立上げ初期は、原材料に不具合が発生しましたが、原材料メーカーや製造と協力しながら改善の提案を行い、コストを悪化させることなく不具合の解決を行うことがきました。

また、設備面においても材料を搬送するコンベア改造を製造・工務と協力しながら、安全で生産効率のよい工程設計も実施できました。

自身とたくさんの方が開発に関わり、市販された「WINTER MAXX 03」が装着された車を見たときは、社会に少しでも貢献できたと感じることができました。

今までで最も印象に残っている仕事

04これからの目標

日本から世界へ。
工程設計・管理を行える人材になるために。

混合担当として海外工場で工程設計・管理を行うことを目標に設定しています。

人も文化も設備も違う海外で、自分が思った様な仕事をするために、どうしていくべきかを日々考えながら仕事しています。

就活生へのメッセージ

これからの目標

私の職場は、部門や役職間の壁がなくオープンな職場で、挑戦を後押しする環境があります。若い時から責任が大きい仕事を任せていただくことができ、同年代で既に海外支援や海外勤務を行っているメンバーもいます。その反面、不安も大きいですが、様々な人と繋がりながら一緒に仕事を進めることができるため、仕事完了した時の達成感と満足感を存分に実感できるので、血の通った仕事ができるこの会社でずっと働き続けたいと思える環境があります。

仲間とともに

仲間とともに

現在チャレンジしていることは、生産能力向上のための設備仕様検討・開発です。実際に現場で起こっている生産ロスは、実際に現地に足を運び、現物を見なければ解決できません。
逆にそれが出来るのは工場で働くメリットだと捉えています。製造課・工務課と生産設備に立ち合いながら、設備動作を短くする方法を日々模索しています。

大切にしている
価値観・モットー

現地現物で見た感覚と検証・解析したデータを必ず組み合わせて考えることをモットーに仕事をしています。”Alone we can do so little; Together we can do so much.”  自分一人ではあまりできないことも、皆と一緒なら多くのことができますので、関係者への「感謝と恩返し」の価値観を大切にしています。

会社の好きなところ

自部署、他部署関係なく、1つのことに明るく楽しく前向きに仕事に取り組めているところが魅力です。達成が困難な目標を実現するために、厳しい要求をされることもありますが本音でぶつかりながら仕事ができるため、成し遂げたときの達成感をより味わうことができます。

一日のスケジュール

7:30

出勤

通勤は、車で20分ほどかかります。好きな音楽を聴きながら、1人の空間でストレスなく通勤できています。

8:00

グレーディング(資材/製造/中間検査)

出勤後は担当工程の問題点を抽出するために、各職場をヒアリングします。
問題点の把握後、その日どう対応するかをミーティングしスケジュール調整します。

8:30

朝礼

ラジオ体操からスタートし身体を起こします。
その後、安全朝礼や各工程からの連絡を行い、課員全体で安全・品質・生産意識を高めます。

8:45

工程調整(スペック作成・傾向確認)

朝礼時に役割分担を行い、トラブルの原因特定から解決まで考え行動します。
品質会議から得た情報を元に、製造条件の最適化を検討します。

10:00

テスト立ち合い

新規材料使用による生産や新規配合・新規設備稼働の工程立ち合いを現物で行います。
製造・工務と一緒に、安全・品質・生産の優先順位を常に念頭に置きながら、お客様の要求する製品を生産可能か確認します。

12:00

昼食

工場の食堂で食べます。様々なメニューから好きなものが選択できます。
安価でボリュームがあり、食べ過ぎに注意です。

13:00

他部署・メーカー打合せ

混練り技術開発や将来配合開発・新規サプライヤーの原材料採用等、様々な部署やメーカーと打ち合わせを行います。工場として採用できるか将来性があるのか、安全性や工程通過性に問題がないかを多角的に考えます。

14:00

工場内仕様検討打ち合わせ

現在の生産状況・将来構想を資材・製造・工務と認識を合わせ、生産能力向上や新規生産に対する設備仕様について打ち合わせします。

15:00

テスト立ち合い

朝変更した製造条件変更の効果が出ているか、実際に製造工程に立ち合って確認します。
変更した製造条件で生産継続させるか判断し、NGならば更なる対策を考えます。

16:00

標準書類作成

工程を管理するための標準書類の見直しや作成を行います。適宜、関係各所にヒアリングを行い全員で作成します。

17:00

スケジュール調整

明日やるべきことの優先順位を付け整理します。工場では突発対応が発生する場合があるので、チーム内に共有し誰でも対応できる体制を作ります。

18:00

退勤

車で退勤します。趣味であるゴルフの練習へ行きます。部署関係なく工場メンバーと楽しんでいます。

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