WORKキャリアステップ

入社後は、役職に合わせて研修を受けながら経験を積んでいきます。
さらに、数年おきのジョブローテーションで仕事の幅を広げていくことも可能です。
入社5〜7年目頃にはプロジェクトを任されたり、メンバーの指導にあたるなど、
業務・プロジェクトの中心として活躍をしていただきます。
また、挑戦したい部署の業務に登録し、異動時に考慮をする制度として「キャリアマッチング制度」を導入し、
主体的に自身のキャリアを描ける環境を整えています。

総合職 キャリアステップ図

入社当初は、仕事に慣れるところから始まり、業務や研修を通して専門知識や社会人として必要なスキルを習得します。等級が上がるにつれて業務の幅が広がっていき、マネジメント経験を積む機会が増え、いずれはチームを率いる「管理職」になることも可能です。

※それぞれの資格・役職において社員がどのような仕事をしているのかについては、下の図をご確認ください。
※下記年次はあくまで目安です。

企画技術職の仕事紹介

Y.S.Y.S.

技術系タイヤ設計Y.S.

トラック・バス用タイヤの日本工場から海外の工場への生産移管を担当。

私の所属する第三技術部では、トラックやバスに使用される大型タイヤの設計をしています。その中で私は、使用する材料や構造を少しずつ変えたタイヤを何本も試作して、目標の性能をもつタイヤになるよう試行錯誤しながら進めています。目標の性能のタイヤができたときはとても達成感があります。

H.T.H.T.

事務系経理(管理部門)H.T.

経理部で神戸本社地区の有形固定資産管理とリース資産管理を担当。

実態と台帳とに乖離が無いように可能な限り現場の各設備担当者と密にコミュニケーションを図り確認しながら、正確に処理できるよう努めています。固定資産は一つ一つの金額が大きいということもあり、当然プレッシャーもありますが、その分やりがいも感じながら日々業務に当たっています。

統括職・主任職の仕事紹介

F.S.F.S.

技術系生産技術F.S.

製造工程の工程設計を担当。

営業や技術部から来た商品の企画・タイヤの(完成)図面などを基に、工場での製造ラインを検討し、試作から量産化まで行う仕事です。現状の製造工程では作れない場合、新しい設備や製造方法を導入することもあります。

H.Y.H.Y.

事務系タイヤ設計H.Y.

欧州・北米レース向け、市販用のモトクロスレース用タイヤの設計開発を担当。

車体・タイヤに何が生じているかを調査してメカニズムを解明し、得られた技術を取り入れてタイヤを設計します。自分が主体となって仮説→検証→結果→考察を繰り返して開発したタイヤがプロライダーに認められ、レースで好成績を残した時に達成感を感じます。

H.R.H.R.

事務系営業部門H.R.

日系自動車メーカーに対する新車装着用タイヤの営業を担当。

市場や顧客、コンペティタの分析から中期計画の策定、販売実績管理、新車用タイヤ開発プロジェクト推進など、社内外の多くの方と一緒に仕事を進めています。

課長代理の仕事紹介

S.T.S.T.

技術系新規設備・製法開発S.T.

タイヤの加硫・金型に関する新技術の工程開発を担当。

ニーズが多岐にわたり年々難易度が高まる要求に対して、金型の新技術や新工法を開発し量産体制を築くことが私の仕事です。早く製品に乗せるために開発スピードを上げることや、海外工場でも使える技術であることも意識しています。

W.Y.
W.Y.

事務系経理(管理部門)W.Y.

全社の予算編成、月次業績管理を担当。

月次で全社の業績状況をまとめて、予算と実績の差異を原因究明してから経営陣に報告します。自分が作った資料が経営の意思決定に使用された時にやりがいを感じます。

管理職の仕事紹介

M.Y.M.Y.

技術系材料企画部・課長M.Y.

タイヤに使われる天然ゴムの研究開発を担当。

タイヤ材料の約30%を占める天然ゴムには未解明の部分がたくさんあります。そのため、天然ゴムを理解しより良くするために、様々な分野から複数のアプローチを考えること、それらの結果を繋げて成果を出すことが難しくもやりがいのある点です。

N.T.N.T.

事務系人事(管理部門)・課長N.T.

人事領域中長期施策の企画や人事業務のデジタル化推進などを担当。

人事領域中長期施策の企画や人事業務のデジタル化推進、労働組合との調整・折衝などの労政業務に加え、RPA推進室も兼務しており社内業務の自動化推進も担当しており、課長としてチームマネジメントを行いながら、プレイヤーとしての仕事も行っています。

キャリア入社 キャリアステップ図

中途採用は個人によりキャリアステップが異なります。ここでは2名の事例を紹介します。

※あくまでも一例です。
※ご経験に応じて最初の役職は異なります。

2005年入社/技術系/部長(男性)

入社後の3か月間の実地研修でタイヤ開発主幹部署の設計部署で仕事を行い、タイヤ開発フロー、タイヤのハンドリング、タイヤの専門知識を学ぶ。

タイヤ制動性能、操安性能解析、雪氷性能解析、各自動車メーカーの合同評価技術サポートを担当。
タイヤ諸元より制動停止距離予測ツール(実験式)を作成し、実開発で運用。

日系自動車メーカーへ出向。
車両実験定量化手法、官能評価方法を学び、タイヤ評価の実験手法改善を行うことが出来た。

タイヤ制動性能、操安性能解析、雪氷性能解析、規格認証を担当し、
規格試験(ウェットグリップ試験)の試験所認定ISO17025を取得し、文書管理、評価者教育・育成方法を明確化。

日系自動車メーカー向けタイヤの設計業務。設計実務と若手メンバーのフォローを担当。
新車用のタイヤ承認を取得し、最新のタイヤ設計手法を理解。

第三実験部部長に就任。各自動車メーカー、補修用タイヤ開発取りまとめ。
「住友ゴムで一番楽しい部署にする!」を目標にメンバー一人ひとりが仕事とプライベートを楽しめる組織にするため、日々の問題を解決し、タイヤを試作せず開発する”モデルベース開発”への変換を推進中。

2006年入社/事務系/課長(女性)

キャリア入社後、新卒採用担当を担当。
新卒採用を急拡大していた時期で、担当者がごく少人数の中、新卒採用の目標人数を2度達成。

総務へ異動。ISO担当部門と協働で、文書管理システムを構築しつつ、CSR推進を分析から開始。職場改善活動においては、会議室の利用改善(現在も資料掲示中!)で社内で表彰された。

新設されたCSR推進室へ異動。
新設部署であったため、全てゼロからの企画。特にNPOとの協働については地域のNPOのコミュニティに飛び込み協議を重ねた。

育休からの復職後、キャリア採用を担当。
育児短時間(7時間勤務)で復職。採用が急拡大する中、最小限の担当者数で業務を遂行した。

2回目の育休からの復職後、グループ会社へ出向。
育児短時間(6時間勤務)で復職。給与改善業務を担当。給与明細の全社WEB化によりペーパレスを推進。

企画労政グループへ異動。
D&I推進プロジェクトの立ち上げ、共済会運営等の福利厚生、出向者管理の仕組み構築、システム改善等を担当。

D&Iグループ新設に伴い課長に任用。
フルタイムで就業し、メンバーのマネジメントやD&Iプロジェクト、多様な人材が活躍するための福利厚生制度全体の見直しなどを主導。