INTERVIEW

まっすぐ伸びよう世界初の研究成果を、より良い材料開発に。

M.Y.

技術系材料開発

神戸本社 / 材料企画部 / 課長
生命科学研究科専攻

2009年入社#新卒 #管理職 #その他理系

※2021年取材当時の内容です

CONTENTS

01入社理由

生物の力を活用した材料の研究開発をしたいと考えていました。

学生時代はイソプレノイド化合物(天然ゴム含む)を合成する酵素の研究をしておりました。そのため、当社での天然ゴムの研究は、自分自身の研究のバックグラウンドを活かせると思い志望しました。

また、リクルーターの方が当社の良い面も悪い面も教えてくださり、面白くも誠実な会社だなと感じたのも決め手となりました。

02仕事内容

天然ゴムを理解し、より良い材料の開発に挑戦。

入社前の希望通り、天然ゴムの研究開発を担当しています。天然ゴムはタイヤ材料の約30%を占める重要な材料の1つです。

天然ゴムはゴムノキから採れる農作物ですが、工業製品(タイヤ)に使われる材料なので、天然ゴムの研究開発には幅広い分野が関わってきます。また、天然ゴムには未解明の部分がたくさんあります。そのため、天然ゴムを理解しより良くするために、様々な分野から複数のアプローチを考えること、それらの結果を繋げて成果を出すことが難しくもやりがいのある点です。

仕事内容

03今までで最も印象に残っている仕事

世界初、天然ゴムの生合成機構を解明。

天然ゴムの生合成機構を世界で初めて解明したことです。実験には新鮮なゴムノキのラテックス(樹液)が必要でしたので、タイの研究員たちと協力して実験材料を調整しました。その材料を用いて、共同研究先の先生方とともに、複数の仮説検証を繰り返しました。その結果、天然ゴムを合成する酵素を同定し、植物のなかでどのように天然ゴムが合成されているのかを明らかにしました。これは、様々な分野の専門家が力を合わせることで得られた成果です。この成果は、論文、学会発表しております。

今までで最も印象に残っている仕事

04これからの目標

天然ゴムの研究を通して、
より良い天然ゴム開発に挑戦。

天然ゴムの研究成果を製品や社会を良くするために活用することです。天然ゴムの生合成機構を解明したと説明しましたが、それは天然ゴムの基礎を理解したに過ぎません。この研究成果を基に、さらに良い天然ゴムを作るにはどうしたらよいのかに挑戦しています。また、世の中は持続可能な社会に向かって、大きく変化しています。その中で、バイオマス由来材料である天然ゴムは重要な役割を果たす材料の1つです。天然ゴムを持続可能な材料にするために、天然ゴム原産国に貢献することも大事な使命です。

就活生へのメッセージ

これからの目標

皆さん、やりたいことはありますか。皆さんの強みは何でしょうか。就職活動を機会によく考えてみてください。
そして、ぼんやりとした企業イメージや周りに流されずに、皆さんのやりたいこと、強みを活かせる企業を探してください。ネット上の情報だけでなく、実際に社員の方にお話しを聞くのもお勧めです。

仲間とともに

仲間とともに

社内だけでなく、国内外の大学・研究機関・企業の研究者の皆さんとともに研究を進めています。特に海外や研究分野の異なるチームとの共同研究では、研究へのアプローチが異なり、時に困惑し悩むこともあります。ですが、多様な考え方・アプローチがあるからこそ、新しい発想が生まれ、見えてくる真実があります。異分野の技術と知見を融合させて、持続可能な社会に貢献できる研究成果を出していきたいです。

大切にしている
価値観・モットー

前向きに考えることです。研究開発では新しいことにチャレンジします。そのため、研究に必要なリソースがないこともありますし、仮説と違う結果が出て手詰まりになることもあります。その時に、「できない」ではなく、「どうやったらできるか」と考えます。一人でできることは限られていますので、社内外たくさんの方の力をお借りしながら、研究開発を進めています。

会社の好きなところ

若手でも、大きな仕事を任せてもらえるところです。若手の意見でも、前例のない新しいチャレンジングなことでも、合理的で会社の方向性に合致していれば、採用してもらえます。新人だったころ、自分の研究構想を上司に説明し、OKが出た時には驚いたのを覚えています。

一日のスケジュール

7:50

家を出発

自転車通勤、10分。

8:30

メールチェック

メールをチェックします。

9:00

ディスカッション

社内で実施している実験の結果や、学会や論文で得た情報を共有します。これらの情報をもとに、研究の方向性を議論して、今後の実験計画を決めます。

11:00

研究資料の確認

研究員の皆さんが作成した「実験計画書」「技術報告書」などを確認し、フィードバックします。

11:45

ランチ

食堂で昼食をいただきます。

13:00

打合せ

国内や海外の共同研究先と、研究の進捗結果を共有し、今後の進め方を議論します。海外の共同研究先との打合せの場合は、時差があるので早朝もしくは夕方に打合せすることもあります。

16:00

ベンチマーク

論文を検索し、研究開発のヒントになる論文を読みます。

17:30

退社

子供を保育園にお迎えに行きます。