01入社理由
大学では有機・無機の合成を行っていましたが、基礎的な研究よりは最終製品に近いところで製品開発をしたいと考えて就職活動をしていました。入社を決めた理由は仕事内容や扱っている製品もそうですが、一番は就活を通して面接官の方やリクルーターの方の雰囲気がよく、一緒に働きたいと思ったからです。
02仕事内容
知れば知るほど奥が深い
タイヤコード開発
最終製品に近いところで製品開発をしたい、と思っていた点に関しては、「やりたい」と思っていた仕事ができています。
一方で、入社前にはゴムの配合開発をやりたいと思い入社しましたが、現在はタイヤコードといわれる、タイヤを補強する材料の開発を行っています。
初めは希望の部署に配属されず少し落ち込みましたが、部署の方が優しく、質問や相談にも親身に対応してくれる点や色々な案件を若手の私にも任せてくれるため、現在では今の部署に配属されて良かったと思っています。
現在の部署では一人が1つの材料を担当しており、自分で考えて仕事を進める力が必要になってきます。タイヤコードはまだ分かっていないことも多いですが、周りの方の支えもあり、開発が少しずつ進んでいくたびに達成感ややりがいを感じます。
03今までで最も印象に残っている仕事
実際に乗り比べることでわかった、
タイヤコードの違い。
自分が開発中のタイヤコードを用いたタイヤを試乗したことです。
タイヤコードはタイヤを外から見ても見えない部分であり、そのためタイヤを見ただけではどんなコードかは分かりません。また、コードの違いを意識して車に乗ったことも今までありませんでした。
そんな中、実際に開発品と従来品を乗り比べる機会をいただきました。コードの種類によって乗心地や操縦安定性といったタイヤ性能が違うと分かった時は驚きとともに嬉しくなりました。
この経験から最終製品の使われ方を意識して開発を進める重要さを感じるとともに、より良い製品を作りたい、とさらに思うようになりました。
04これからの目標
お客様へ安心とヨロコビを届けられる
タイヤ技術者として成長したい。
現在開発しているタイヤコードを採用したタイヤが商品化されることです。
お客様に安心とヨロコビを感じていただけるようなタイヤを目指し、開発を頑張っていきたいです。
また、将来の夢はタイヤの技術者としてあらゆる視点で考えることができるようになることです。タイヤは様々な種類の部材からなり、開発業務を進めていく中でタイヤコード以外の要素も考慮する必要があるため複合材料の難しさを感じています。タイヤコードだけでなく、ゴム材料やタイヤの製造についても理解を深め、部署を問わず様々な経験を通して一人前の技術者になりたいと思っています。
就活生へのメッセージ
就活では悩むことも多いと思います。ですが、自分らしさを忘れずに自分をアピールできれば、皆さんの良さを見てくれる会社や、皆さんに合った会社に必ず出会えると信じています。
皆さんが納得のいく就職活動をできるよう、応援しています。