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ソフトテニスの強化拠点となるテニスパーク棚倉にテニス用ハードコート「DecoTurf」が採用

 住友ゴム工業(株)の子会社であるスポーツサーフェス(株)が販売、施工するテニス用ハードコート「DecoTurf(デコターフ)」が、公益財団法人日本ソフトテニス連盟が所有するテニスパーク棚倉(福島県東白川郡棚倉町)に採用されました。

 日本ソフトテニス連盟は総合スポーツ施設ルネサンス棚倉に全天候型と称されるDecoTurfのテニスコート12面を建設し、テニスパーク棚倉と名付けました。当施設は2011年の東日本大震災で大きな被害を受け、当初から設置されていたテニスコートも地面が割れ、10年近く放置された状態でした。日本ソフトテニス連盟がスポーツを通じた地域貢献とソフトテニスの普及・振興・強化の推進を図れると考え、テニスコートを復活させました。


テニスパーク棚倉 オープニングセレモニーの様子



 3月21日にオープニングセレモニーが行われ、日本ソフトテニス連盟の安道光二会長から「このテニスコートを活用し、ソフトテニスの競技力向上事業と、より一層の普及の助けとなるよう振興事業を地域の皆さまのご理解、ご協力のもと推進していきたい」とご挨拶がありました。

 「DecoTurf」は、世界テニス4大大会の一つである全米オープン会場に採用された実績があるハードコートで、多くの国際的な大会会場に採用されています。日本でも国体会場などでの採用が続いており、「有明テニスの森公園」、「ITC靭テニスセンター」をはじめとする国内主要施設で使用されています。また、ITF(国際テニス連盟)のコートペースレイティングで幅広いレベルのプレーヤーに適したハードコートであると証明されています。


■テニスパーク棚倉
住 所 : 福島県東白川郡棚倉町大字関口字一本松43-1 
      ルネサンス棚倉リゾートスポーツプラザ内
所有者 : 公益財団法人日本ソフトテニス連盟
面 数 : 12面(7,618㎡)

■「DecoTurf」の特長
・優れた平坦性、均質性で、ボールのイレギュラーなバウンドを低減。プレーヤーの意図する、安定したボールバウンドとボールスピードを実現
・独自材料と工法による表面仕上げで、太陽光反射を低減
・優れた耐久性、耐候性により、メンテナンスが容易で経済的

■商品に関するお問い合わせ
 スポーツサーフェス株式会社 東京本社 TEL:03-6202-0757 大阪営業所 TEL:06-4390-5074

■「DecoTurf」専用ホームページ
 http://www.decoturf.co.jp/

■主要な採用実績
<海外>
・USTA Billie Jean King National Tennis Center(全米オープン)
・The Athens Olympic Tennis Center
・Olympic Green Tennis Center
・Eton Manor

<国内>
・有明テニスの森公園
・ITC靭テニスセンター(2016年、2018年デビスカップ会場)
・ビーンズドーム(2008年、2012年、2018年フェドカップ会場)
・味の素ナショナルトレーニングセンター
・札幌市平岸庭球場
・福井運動公園テニス場(2018年福井国体会場)
・県立鴨池庭球場(2020年鹿児島国体会場)
・四日市テニスセンター(2021年三重国体会場)
・清水善造メモリアルテニスコート
・公益財団法人吉田記念テニス研修センター
・SSC荏原湘南スポーツセンター

<大学>
・法政大学       ・山梨学院大学
・早稲田大学    ・東京国際大学
・慶應大学       ・筑波大学
・明治大学       ・関西大学
・日本体育大学 ・神戸学院大学
・日本大学       ・同志社大学
・一橋大学       ・関西学院大学
・東京工業大学 ・大阪体育大学
・上武大学       ・甲南大学
・駒沢大学       ・長崎国際大学
・仙台大学       ・中京大学

テニスボールがコートにバウンドしたあとの球足の速さとバウンド高さの関係よりテニスコート特性を定量化したもの。球足が速くバウンド高さが高い方がコートペースレイティング数値は大きくなる。