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~地元ジュニア対象のテニスクリニックや、中学生の職場体験も受け入れ~「2017ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ」開催レポート

2017年11月27日

~地元ジュニア対象のテニスクリニックや、中学生の職場体験も受け入れ~
「2017ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ」開催レポート

 ダンロップスポーツ(株)は、(株)ダンロップスポーツマーケティング及び愛知県テニス協会との主催で、「2017ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ」を11月13日(月)から11月19日(日)まで、「スカイホール豊田」(愛知県豊田市)にて開催しました。日本人の活躍や愛知県近辺で本イベントが定着し、観客動員数が7,920名となりました(昨年比99.1%)。10周年記念大会となった今年をもって、本大会は終了することが決定しています。
 男子シングルスでは、マシュー・エブデン選手(オーストラリア)が、カルバン・エメリー選手(フランス)を下し、今大会2度目の優勝を飾りました。女子シングルスでは、ミハエラ・ブザルネスク選手(ルーマニア)が、タマラ・ジダンセク選手(スロベニア)を下し今年ITF大会7度目の優勝を飾りました。男女優勝者は今季の活躍により、来年の「全豪オープン」は、本戦から出場となることが決定しました。
 優勝スピーチや記者会見では、多くの選手から「この大会をシーズン最後に国内で開催してくれたこと、大変感謝しています」「数々のITF大会に出場しましたが、ホスピタリティも良く、最高の大会です」など、嬉しい言葉をいただきました。
 この大会を通じ土居美咲選手(ミキハウス)、奈良くるみ選手(安藤証券)、添田豪選手(GODAI)、杉田祐一選手(三菱電機)、最近では西岡良仁選手(ミキハウス)、大坂なおみ選手(日清食品)など多くの若手プレーヤーが世界に羽ばたいていきました。また、海外からも多くの選手が参加し、日本のプレーヤーが世界レベルの試合を体験する機会にもなりました。また、最近は「兵庫ノアチャレンジャー」、「安藤証券オープン」など、同じ趣旨の大会も増え世界レベルの試合を経験する機会も増えてきており、当初の目的である“選手のステップアップのための大会”という役割を十分に果たせました。大会最終日には、愛知県テニス協会様、豊田市テニス協会様、(公財)豊田市体育協会様へ10年間の感謝を込めて当社代表取締役社長の木滑和生より、感謝状を贈呈する式典を開催しました。
 当社は今後もプレーヤーへのサポートや、テニスの普及発展に貢献して参ります。
感謝状贈呈式【感謝状贈呈式】
写真左から
豊田市テニス協会 副会長 松本(まつもと) 康夫(やすお) 氏
当社代表取締役社長 木滑(きなめり) 和生(かずお)
愛知県テニス協会 理事長 田中(たなか) 耕二(こうじ) 氏
豊田市体育協会 会長 幸村(こうむら) 的美(まとみ) 氏
■地元のジュニアを招待し近藤大生プロによるテニスクリニックを開催
 予選前日の11月10日には、豊田市周辺のジュニアを対象に、愛知県知立市出身の近藤大生プロ(フリー)によるテニスクリニックを開催しました。小学生から高校生まで約30名が集まり、実際に選手が使用している練習コートでのテニスレッスンに、終始緊張気味の子供たちでしたが、最後は「もっと練習したい!」という声も上がり、2時間あっという間に過ぎてしまいました。
■中学生の職場体験を受け入れ
 大会期間中、静岡県、愛知県のテニス部生徒4名の職場体験を受け入れました。同大会での中学生の職場体験受け入れは、昨年に続き2回目。サイン会の補助(色紙などの販売、プロとの記念撮影補助、お客様の誘導)、「スリーショットテニス」の運営手伝い(大会イベントの1つで「的入れゲーム」)、販売ブースでの接客などを行いました。また、記者会見場では海外選手へのインタビューを見学することもでき、普段はできない体験に子供たちは有意義な時間を過ごしました。
キッズテニスで子供に指導をしている様子
お客様とプロの写真を撮影中色紙を販売する生徒たち
キッズテニスで子供に指導をしている様子サイン会の運営補助をする生徒たち
左:お客様とプロの写真を撮影中 右:色紙を販売する生徒たち
■試合結果
<男子シングルス決勝戦>
マシュー・エブデン(オーストラリア)[2] 7-6(3)、6-3 カルバン・エメリー(フランス)[7]
男子シングルス決勝戦では、2013年大会覇者のエブデン選手が大会2度目の優勝を飾りました。エブデン選手は、今年699位でスタートしたランキングを着実に上げ、11月5日まで行われていた「APIS キャンベラ国際」(オーストラリア/ATPチャレンジャーツアー75,000ドル)で今季初優勝。その次の週に行われた「兵庫ノアチャレンジャー」(兵庫県/ATPチャレンジャーツアー50,000ドル)では、エメリー選手と対戦し、敗れています。そして、今大会では、エメリー選手へのリベンジに成功し、見事ATPチャレンジャーツアー2勝目を挙げ今シーズン最高の80位をマークしました。エブデン選手は、今季の活躍により来年の「全豪オープン」本戦出場が確定。2016年「全豪オープン」出場以来のグランドスラム出場となります。
左:優勝 マシュー・エブデン選手 右:準優勝 カルバン・エメリー選手
優勝マシュー・エブデン選手
準優勝カルバン・エメリー選手
<女子シングルス決勝戦>
ミハエラ・ブザルネスク(ルーマニア)[1] 6-0、6-1 タマラ・ジダンセク(スロベニア)[3]
女子シングルス決勝戦は、好調を継続している2人の対戦となりました。本大会の前週、ブザルネスク選手は「安藤証券オープン」(東京都/ITF10万ドル)で準優勝、ジダンセク選手は「ベンディゴ国際」(オーストラリア/ITF6万ドル)で優勝しました。本大会では2人とも、決勝戦までストレートで勝利を収める好調ぶりでしたが、決勝戦は、ブザルネスク選手の圧勝で幕を閉じました。ブザルネスク選手は、今季ITF大会7勝目となり、大会後に自己最高となる60位をマークしました。
左:優勝 ミハエラ・ブザルネスク選手 右:準優勝 タマラ・ジダンセク選手
優勝ミハエラ・ブザルネスク選手
準優勝タマラ・ジダンセク選手
<男子ダブルス決勝戦>
マックス・パーセル/アンドリュー・ウィッティントン(ともにオーストラリア) 6-3、2-6、10-8 ルベン・ゴンザレス(フィリピン)/クリストファー・ランカット(インドネシア)
男子ダブルスでは、ノーシードから勝ち上がった2組の対戦となりました。パーセル/ウィッティントン組は第1シードを、ゴンザレス/ランカット組は第2シードをそれぞれ破り決勝戦へ駒を進めました。決勝戦では、僅差でオーストラリアペアの勝利となりました。
左:優勝 パーセル(右)/ウィッティントン(左)組 右:準優勝 ゴンザレス(右)/ランカット(左)組
優勝パーセル(右)/ウィッティントン(左)組
準優勝ゴンザレス(右)/ランカット(左)組
<女子ダブルス決勝戦>
セニア・リキーナ(ロシア)/波形純理(伊予銀行)[1] 3-6、6-3、10-4 ニーチャ・レーピタシンチャイ/ピーンターン・プリプーチ(ともにタイ)[4]
女子ダブルスでは、日本人で唯一決勝へ駒を進めた波形選手が、昨年の覇者であるリキーナ選手と組み、見事優勝しました。リキーナ選手は本大会に10年連続出場。「大好きなこの大会で、最後に優勝できて、本当にうれしい!でも大会がなくなってしまうのは本当に淋しいです。」と話しました。
左:優勝 リキーナ(右)/波形(左)組 右:準優勝 レーピタシンチャイ(右)/プリプーチ(左)組
優勝リキーナ(右)/波形(左)組
準優勝レーピタシンチャイ(右)/プリプーチ(左)組
■イベントの模様
 会場ではギャラリーサービスとして、選手のサイン会や決勝進出者によるサインボールの観客席への打ち込み、キッズテニス、的入れゲーム「スリーショットテニス」、大会公式Facebookを利用してのプレゼント企画、鈴木貴男選手(Team REC)によるトークショー、プロ選手が直接指導するテニスクリニック(限定100名)を開催しました。テニスクリニックでは、鈴木貴男選手、近藤大生選手(フリー)、セニア・リキーナ選手(ロシア)、リキーナ選手のコーチ、地元のコーチと有望ジュニアの全6名が指導にあたりました。子供も大人も積極的に選手へ質問したり話しかけたりと、参加者にとっては貴重な時間となりました。
【鈴木貴男選手トークショー】【スリーショットテニス】
鈴木貴男選手トークショースリーショットテニス
11月18日、19日の2日間開催(両日とも40分ほど)。
トークショーのテーマは決まっていなく、最近のテニス事情やワンポイント
レッスンなど、お客様の質問に答えながらのトークショーとなりました。
毎日1~2回開催した、スリーショットテニス。
成功するとお菓子などをもらえることから特に子供に人気のイベントとなりました。
【キッズテニス】
キッズテニスキッズテニス
毎日1回開催のキッズテニス。
最終日は、鈴木選手が飛び入りで参加し、子供たちも終始笑顔でした。
【サイン会】
男子シングルス優勝のエブデン選手女子シングルス優勝のブザルネスク選手とジダンセク選手
男女決勝戦に勝ち残った選手のサイン会の様子。
写真左:男子シングルス優勝のエブデン選手、写真右:女子シングルス優勝のブザルネスク選手とジダンセク選手(サイン会前にセルフィーでお客様と写真撮影を実施しました)。
大会期間中毎日サイン会を実施するのが今大会の醍醐味。毎日多くのお客様が駆けつけました。
【テニスクリニック】
熱心にフォームを教える近藤大生プロデモンストレーションをするセニア・リキーナ選手
熱心にフォームを教える近藤大生プロデモンストレーションをするセニア・リキーナ選手
テニスクリニックを主導する鈴木貴男選手テニスクリニック後の集合写真
テニスクリニックを主導する鈴木貴男選手テニスクリニック後の集合写真
毎年100名限定の大人気テニスクリニックです。ジュニアから一般まで幅広い層のお客様が参加し、鈴木貴男プロや、地元愛知県出身の近藤大生プロや、女子ダブルス優勝のセニア・リキーナ選手ら豪華メンバーから直々にテニスを教わり、終始楽しんでいる様子でした。
■「2017ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ」開催概要
主催ダンロップスポーツ(株)/(株)ダンロップスポーツマーケティング/愛知県テニス協会
共催豊田市テニス協会
公認ITF(国際テニス連盟)/ATP(男子プロテニス協会)/JTA(公益財団法人日本テニス協会)
開催種目男子シングルス32名 ダブルス16組、女子シングルス32名 ダブルス16組
参加国19の国と地域から(予選含む)
賞金総額110,000ドル(男子/50,000USドル 女子/60,000USドル)
観客動員数7,920名(参考:2016年7,991名、前年比99.1%)
大会公式HPhttp://www.dunlop-tennis.jp/
大会公式Facebookhttps://www.facebook.com/D.W.C.Tennis
本件に関するお問い合わせ先
◇ダンロップスポーツ(株) お客様専用フリーダイヤル 0120-30-1129
   http://www.dunlop-tennis.jp/
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