ニュース詳細

住友ゴム工業TOP > ニュース > 2014年 > 平成26年12月期 第2四半期決算について

平成26年12月期 第2四半期決算について

2014年8月7日

平成26年12月期 第2四半期決算について

 
 住友ゴム工業(株)の平成26年12月期 第2四半期決算(平成26年1月1日~6月30日)における連結の売上高は378,618百万円と、前年同期比9.5%増となりました。また連結営業利益は35,091百万円と前年同期比18.0%増、連結経常利益は35,052百万円と前年同期比26.5%増、連結四半期純利益は21,845百万円と前年同期比41.1%増と、増収増益を達成しました。
 
 主力のタイヤ事業では、国内市販用タイヤは、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要が発生し、業界需要が前年同期を上回る中、その需要を取り込んで販売を伸ばしました。ダンロップブランドでは低燃費性能に「長持ち」という新たな価値を加えた、第2世代のスタンダード低燃費タイヤ「エナセーブ EC203」を発売し、順調に販売を拡大するなど、販売構成の改善に努めたことにより、売上高は前年同期を上回りました。
 また国内新車用タイヤは、消費税率引き上げ後も自動車生産台数が前年同期を上回る中、低燃費タイヤを中心とする高付加価値タイヤの納入拡大により販売数量が増加したため、売上高は前年同期を上回りました。
 海外市販用タイヤは、各国市場において販売を伸ばしましたが、競合他社との価格競争が激化しており、金額面では厳しい状況で推移しました。一方で、為替は円安で推移したため、売上高は前年同期を上回りました。
 海外新車用タイヤは、生産拠点を有するタイでは政情不安などによる景気の低迷により販売数量が減少しましたが、拡大を続ける中国市場においては大幅に販売を伸ばしたため、売上高は前年同期を上回りました。以上の結果、タイヤ事業全体の売上高は329,078百万円(前年同期比10.5%増)、営業利益は31,578百万円(前年同期比19.9%増)となりました。
 
 スポーツ事業主力のゴルフでは、国内市場は、2月の降雪などの天候悪化や、4月からの消費税率引き上げの影響などにより市況が悪化し、厳しい状況で推移しました。海外市場においても、悪天候などの影響により米国市場が前年同期を下回ったほか、東南アジア諸国や韓国の市況にも停滞感が広がるなど、厳しい状況で推移しました。このような中、国内市場においては、昨年12月に発売しましたゴルフクラブの主力商品「ゼクシオ エイト」が順調に販売を伸ばし、また昨年、業務提携契約を結んだ株式会社アシックス製のゴルフシューズ販売が好調なスタートを切ったため、国内販売全体としては前年同期を上回りました。海外市場においては、「ゼクシオ エイト」の販売を米国でも開始するなど、拡販に努めましたが世界的な市況の冷え込みにより、海外販売全体としては前年同期を下回りました。以上の結果、スポーツ事業全体では売上高は32,692百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益は1,419百万円(前年同期比39.5%減)となりました。
 
 産業品他事業では、住宅用制震ユニット「MIRAIE[ミライエ]」を拡販したことに加えて、スポーツ専用ロングパイル人工芝「ハイブリッドターフ」などの商品も販売を伸ばし、産業品他事業の売上高は前年同期を上回りました。以上の結果、産業品他事業全体の売上高は16,848百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益は2,086百万円(前年同期比99.1%増)となりました。
 
 なお平成26年12月期(平成26年1月1日~12月31日)の連結業績予想は、売上高840,000百万円(前期比7.6%増)、営業利益84,000百万円(前期比9.0%増)、経常利益81,000百万円(前期比8.6%増)、当期純利益49,000百万円(9.4%増)を見込んでいます。
 
【決算短信/決算説明会資料】
http://www.srigroup.co.jp/ir/library/financial-report/2014.html