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タイ農業機械用タイヤ工場の開所式を実施

2014年4月23日

タイ農業機械用タイヤ工場の開所式を実施

 住友ゴム工業(株)は、4月22日、農業機械用タイヤでは当社グループとして初の海外工場となるスミトモラバータイランドの農業機械用タイヤ工場の開所式を、同工場敷地内(タイ国ラヨーン県アマタシティ工業団地)で実施しました。
 開所式には、ラヨーン県のウィチット知事をはじめとする行政関係者他、当社からは池田社長、スミトモラバータイランドの長畑社長など、総勢150名が出席しました。
開所式の様子新工場外観
開所式の様子新工場外観
 開所式では、池田社長が、「住友ゴムグループは、2020年を目標年度とした長期ビジョン『VISION 2020』において”農業機械用タイヤのアジア展開”を成長エンジンのひとつとして掲げており、当工場で高品質の農業機械用タイヤを数多く生産し、タイの農業発展、ひいては世界の食糧不足解消に貢献したい。」と挨拶しました。
 現在、世界的な食料需要の増加を背景に、コメの世界最大の輸出国であるタイでは農業機械用タイヤの需要が増加しています。新工場では、コンバイン用ゴムクローラの生産において、スチールコードをスパイラル状に巻く新工法”スパイラル方式”を採用し、優れた耐久性と低振動性を実現した高機能ゴムクローラを生産するなど、タイでの供給体制を強化し、農業機械用タイヤ事業の一層の拡大に取り組んでまいります。
<タイ農業機械用タイヤ工場の概要>
事業内容農業機械用タイヤ、ゴムクローラ、フォークリフト用ソリッドタイヤの製造・販売
総投資額約40億バーツ(約130億円)
生産開始2014年4月
生産能力約800トン(50,000本)/月 (2017年末)
敷地面積約13万平方メートル
<スミトモラバータイランド概要>
会社名 スミトモラバータイランド株式会社
代表者名長畑亨
所在地タイ国ラヨーン県アマタシティ工業団地
設立年月2005年5月
事業内容ラジアルタイヤの製造・販売