INTERVIEW

まっすぐ伸びよう自主研究の経験が、担当業務にもプラスに。

N.K.

技術系研究開発

神戸本社 / 研究第三部 / 課長
理工学研究科応用化学

2013年入社#キャリア #管理職 #化学系

※2021年取材当時の内容です

CONTENTS

01入社理由

消耗品部材に対し、国内生産にこだわり、コスト競争でいかに安く製品を製造できるようにするか、材料、製法、製造装置を突き詰めていこうとすることに対して、何か新しい機能や環境配慮等のコスト以外の新たな付加価値を提供すべきと疑問を感じ、新たな環境で挑戦をしたいと思ったからです。

02仕事内容

縁の下の力持ちとして、
多くの人に安心とヨロコビを提供。

研究第三部では産業品関連のゴム部材を扱っており、それらはタイヤやゴルフクラブのようなスポーツ用品のように直接一般ユーザーの目に触れることは少なく、生活を裏から支える縁の下の力持ちのような存在です。
研究第三部では、全ての人々の健康的な生活を確保するための医療用ゴム、安全かつ強靭で持続的な都市および人間居住を実現するための制振ダンパー用ゴムなどの先行技術開発を行っております。製造業である以上コストを意識しないわけにはいきませんが、多くの人々に安心とヨロコビを提供することに携わることができており、やりがいを感じています。

仕事内容

03今までで最も印象に残っている仕事

周囲の協力を得ながら、
自主研修でフィールドワークを。

研究開発本部では10%自主研究枠という通常業務の10 %程度の負荷の範囲で自分の興味のあることに取り組める制度があり、それを利用して自分発信で、乾燥地緑化に取り組めたことです。
実際にホームセンターで買ってきた資材でごく小規模の実験を行い、次に、乾燥地の砂漠のような状態での実験を行うなど、少しずつ実際の形態に近い環境でコンセプトの検証をしていきました。
その実験の過程の中では、周囲に協力してもらいながら、共同研究先の探索や共同研究先の砂地の農場でのフィールドワークを行い、効果の検証を実施しました。
外部との接点の作り方や同僚と協力する楽しさなど多くの学びがありました。
この実験を通して、研究開発本部の挑戦を後押ししてくれる風土、自主性を受け入れてくれる懐の深さのようなものを感じました。

今までで最も印象に残っている仕事

04これからの目標

外部の知恵や力を活用し、
みんなが働きやすい・成長できる環境づくりを目指す。

まず、みんなで集まって働いているのは、一人ではできないことでもみんなの力を合わせれば、できるようになるから。さらにもっと大きなことができるようになるからだと思っています。少しずつ自分の立場が変わってきて、それと共に自分に足りないものがとてもとても多くあることが分かってきたので、その足りないものを補っていきたいと考えています。
そうして、社内外のリソースを活用し、一人一人の知恵や力だけでなく、外部の知恵や力も結集できるようなみんなが働きやすい環境作りをするとともに一緒に成長できるような環境にしていきたいと考えています。

就活生へのメッセージ

これからの目標

今自分のやりたいことが見つからない、周りが就職するから自分も就職しようという人もいるかもしれません。就活で、一喜一憂して疲れてしまったり、焦ってしまうかもしれませんが心配はありません。
実は私もそうでした。働き始めてから見えてくる、分かってくることがいっぱいあります。まずは自分の見聞を広げる機会と思って、多くの方と出会いを楽しみながら就活に取り組んでください。

仲間とともに

仲間とともに

今、非常に難易度の高いプリンタ関連テーマに取り組んでいます。
プリンタは静電気の力を利用して画像を形成しているのですが、実は静電気については、今でも分かっていないことがまだまだ沢山あります。
そのため、なぜこのような画像になってしまうのだろう?と分からないことが色々あります。また、プリンタで起きている現象を観察することが容易ではありません。そのようなことから非常に難易度が高いのですが、チームメンバーの力、社内外の協力者の力を合わせて、成し遂げたいと思います。

大切にしている
価値観・モットー

何のために仕事をするのかと自問自答し、自分のなりたい姿、自分の理想を目指すことが大切だと思います。その時々で、時流は異なってきて、それに合わせていくことは重要だと思います。ただ、そこに自分の意思がなければ成長していけないのではと思います。そのために、自問自答して、自分はどうあるべきか、理想像に向かって自ら研鑽していくことが大切だと考えます。

会社の好きなところ

好きなところは、少しゆるくて面倒見がいいところです。研究開発において、全て上司の指示で固められることもなく個人の裁量が大きく色々なことにチャレンジしやすく、一方で困った時に相談に乗ってくれる、声をかけてくれるような環境です。

一日のスケジュール

7:30

家を出発

通勤は電車で40分。通勤時は唯一一人でいられる大切な時間です。本を読んだり、頭の中で考えを整理したりします。

8:30

出社

在宅勤務の方の就業確認、To do listとスケジュール確認を行います。

9:00

メールのやりとり

関連する事業部を始め社内の関連部署、共同研究先の大学等との情報共有をします。

10:00

会議

関連する事業部を始め社内の関連部署、共同研究先の大学等との課題共有を行います。

11:30

昼食

会社の食堂で昼食をとり、休憩。

12:30

承認業務

実験などの依頼書、報告書、起案書類などの承認業務。

14:30

資料作成

役員への報告などの資料を作成。

15:30

部内会議

部内で開発の進捗状況の確認、今後の方針、困りごとの相談。

17:00

残務処理

在宅勤務の方の終業確認、To do listの残りの対応などを行います。

18:00

退社