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水素エネルギーと太陽光発電を活用したタイヤ製造の取り組みが「令和5年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞

  住友ゴム工業(株)は、水素エネルギーと太陽光発電を活用したタイヤ製造の取り組みが評価され、環境省主催の「令和5年度気候変動アクション環境大臣表彰(開発・製品化部門(緩和分野))」を受賞しました。


水素ボイラー 製造時Scope1,2カーボンニュートラルを達成した第1号タイヤ
(FALKEN「AZENIS FK520」)


 「気候変動アクション環境大臣表彰」※1は、気候変動の緩和および気候変動への適応に関して、顕著な功績のあった個人、または団体に対して環境省が表彰するものです。

 当社はサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」※2を掲げ、2050年までにScope1,2におけるカーボンニュートラルの実現を目指しています。その中の取り組みの1つとしてタイヤ製造における水素エネルギー活用の実証実験※3を当社の主力タイヤ工場である福島県白河工場で行っています。
 2023年1月には、水素エネルギーと太陽光発電※4を活用した日本初※5の製造時(Scope1,2)カーボンニュートラル※6を達成した量産タイヤ(FALKEN「AZENIS FK520」)※7の生産を開始しました。また、福島県が掲げる「福島新エネ社会構想」の1つである水素エネルギーの地産地消モデルの構築への貢献など、水素エネルギー活用の先進的な取り組みが評価につながったと考えています。

 当社は今後も、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組みを加速させることで、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

※1 環境省「気候変動アクション環境大臣表彰」
※2
サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」
※3
福島県白河工場で水素活用の実証実験を開始(ニュースリリース発行:2021年7月28日)
※4 実証実験を行っている高精度メタルコア製造システム「NEO-T01」で使用する以上の発電が可能。
※5 当社調べ
※6 二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすること。
※7 FALKEN「AZENIS FK520L」は除く。