タイヤの空気漏れを防ぐ｢CORESEAL｣採用商品第1弾 FALKEN｢EUROALL SEASON AS210｣をドイツで新発売
2021年07月21日
住友ゴム工業(株)は、タイヤトレッド部の損傷による空気漏れを防ぐシーラントタイヤテクノロジー｢CORESEAL(コアシール)｣※1を採用した第1弾商品、FALKEN(ファルケン)｢EUROALL SEASON AS210(ユーロオールシーズン エーエスニーイチゼロ)｣を欧州の販売会社であるファルケンタイヤヨーロッパを通じてこのほどドイツで発売しました。
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 シーラント材を塗布したタイヤ内部 |
「CORESEAL｣とは、トレッド部の裏側にシーラント剤(粘着性・粘度のある特殊材料)を塗布する技術です。トレッド部の裏側まで貫通する損傷が発生した場合※2、塗布されたシーラント剤が穴を塞いで空気漏れを防ぐため、空気圧を維持したまま走行が可能となり、安全性の向上と省資源・省エネルギーへの貢献を両立します。
■｢CORESEAL｣技術イメージ
「CORESEAL｣技術説明動画
当社は｢CORESEAL｣以外にもランフラットタイヤ技術｢DUNLOP Self-Supporting Technology (DSST)｣を採用したタイヤの発売や、空気充填を行う必要のないエアレスタイヤ｢GYROBLADE(ジャイロブレイド)｣の開発など、スペアレス技術の開発を積極的に推進しています。スペアタイヤを搭載せずに済むため、省資源になるとともに、車載重量が減ることで燃費向上にもつながります。 当社は今後ともタイヤ開発および周辺サービス展開のコンセプトである｢SMART TYRE CONCEPT｣※3のもと、安全性能と環境性能を両立させた商品開発を推進していきます。
■発売サイズ
・235/55R18 104V XL
・225/50R17 98V XL
※1 ｢安全性の向上と省資源・省エネルギーに貢献するタイヤ新技術｢GYROBLADE｣｢CORESEAL｣を開発｣ (2015年10月28日発行ニュースリリース)
※2 直径5mmまでの釘やねじ等の異物について、タイヤに刺さっている状態・タイヤから抜けた状態で空気漏れを防止
※3 ｢SMART TYRE CONCEPT｣
※2 直径5mmまでの釘やねじ等の異物について、タイヤに刺さっている状態・タイヤから抜けた状態で空気漏れを防止
※3 ｢SMART TYRE CONCEPT｣
