| (1) | 新材料開発技術 |
| | 大型放射光施設「SPring-8」※1・大強度陽子加速器施設「J-PARC」※2・スーパーコンピュータ「京」※3を連携活用することでゴムを分子レベルで忠実に再現したシミュレーション解析により、タイヤの相反性能である低燃費、グリップ、耐摩耗性能を大幅に向上できる技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN(アドバンスド フォーディー ナノ デザイン)」の概要およびそこから生みだされる最先端テクノロジーをご紹介します。 |
| | | ※1 | 世界最高性能の放射光を生み出すことができる大型放射光施設(兵庫県佐用郡佐用町) |
| ※2 | 最先端研究を行うための陽子加速器群と実験施設群(茨城県那珂郡東海村) |
| ※3 | 世界有数の計算速度を誇る、スーパーコンピュータ(兵庫県神戸市中央区) |
|
| | |
| (2) | 天然資源の活用 |
| | 石炭や石油などの化石資源を全く使用しない世界初※4の100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ 100」、経時変化によりタイヤの硬化を抑制する高機能バイオマス材料「しなやか成分」を配合することで高い氷上性能を長期間維持できる「WINTER MAXX 02(ウインター マックス ゼロツー)」など、最新のバイオマス技術を駆使した商品と研究成果をご紹介します。また、新たな天然ゴム資源として着目し、実用化のために研究を行っている「ロシアタンポポ」の展示も行います。 |
| |
|
| | |
| (3) | 応用技術の活用 |
| | 空気充填が不要のためパンクが発生しないエアレスタイヤテクノロジー「GYROBLADE(ジャイロブレイド)」やタイヤトレッド部※5の損傷による空気漏れを防ぐシーラントタイヤテクノロジー「CORESEAL(コアシール)」、空気圧がゼロの状態になっても所定の速度で一定の距離が走行可能なランフラットタイヤ技術※6といった安全性の向上と省資源・省エネルギーに貢献するタイヤ技術をご紹介します。また、運動エネルギーを熱エネルギーに効率的に変換する「高減衰ゴム」により地震の揺れを最大70%※7低減する住宅用制震ユニット「MIRAIE[ミライエ]」や高分子・ゴム加工技術を活かした医療用ゴム部品もあわせてご紹介します。 |
| | | ※5 | タイヤが路面と接触する部分 |
| ※6 | 空気圧が0(ゼロ)の状態で、ISO規格に基づいた試験条件において時速80kmで80km走行可能 |
| ※7 | 振動台実験の結果によるものであり、建物形状、配置プラン、地震波によって異なります |
|