スポーツ事業での商品・技術開発

Next(次世代型技術・製品の開発) 8. 環境配慮商品の開発
  • E
  • S -
  • G -

揮発性有機化合物(VOC)排出量削減

  • グループ会社

(株)ダンロップゴルフクラブは、大気汚染の原因となる揮発性有機化合物(VOC)排出量削減に取り組んでいます。
2020年度は、塗装方法変更による塗料使用量削減などの諸改善を推進しました。
こうした活動によって原単位で12%削減する事が出来ました。

従来品に比べ約1.5倍長持ちする※1テニスボールの開発

  • 住友ゴム

当社は、従来品「セント・ジェームス」と比べ、1.5倍長持ちするテニスボール「セント・ジェームス・プレミアム」を開発し、20年8月に発売しました。

タイヤの空気透過防ぐためにも使われ、ゴムの補強効果や耐久性を高める材料である「扁平タルク」をボールのコアゴムに練り込むことで、加圧されたボール内の気体が抜けにくくなり、物性変化の抑制が実現しました。
これにより、快適な打球感に関わるボールの硬さや跳ねやすさの変化を従来品よりも抑え、1.5倍長持ち※1させることに成功しました。

※1従来品の開缶後2か月後と本品の開缶3か月後の物性変化と同等にすることで、快適な打球感が持続し約1.5倍の長寿命化を実現。

テニス練習球「セント・ジェームス・プレミアム」
テニス練習球「セント・ジェームス・プレミアム」

開発者の声:お客様のニーズに応え、環境にも貢献できる商品開発を目指す

今回の開発に当たりアンケートを実施し、お客様のニーズとして「耐久性」が求められているということが分かりました。テニスボールの「耐久性」とは、内圧・コア・フェルトが変化しにくく、快適な打球感がより長く続くことです。
タイヤの空気抜け抑制技術にも使用される「扁平タルク」をコアに配合することで、ボール内部の空気がぬけにくくなり、コアゴムの物性変化も抑えることができ、従来品よりも快適に打てる期間が約1.5倍に。研究部門で数ある素材の中からテニスボールに適したものをピックアップしてくださり、快適な打球感になるよう工場の方々と配合調整や工程検討を繰り返し、様々な部門の協力によりうみだされた長寿命ボールです。ボールが長持ちすることで、廃棄するボールや包材の量の削減も期待できます。
お客様のニーズに寄り添うと同時に、環境にも貢献できるような商品の開発を今後も進めていきたいと思います。

スポーツ事業本部 商品開発部 テニス技術グループ 課長代理 阪本尚桂
スポーツ事業本部
商品開発部 テニス技術グループ
課長代理 阪本尚桂